| ■ ストーンの掛け方のコツは? |
エッジに対して斜めにならないように掛けます。
尖らせる部分に直接当たらないように注意すれば問題ありません。
作業は水を付けながら行うとキレイに仕上がります。
ストーンやファイルで削れない黒い錆びの様な部分は「焼き」と言う部分です。
ゲレンデで石を踏んでしまい、エッジの一部分が鋼の様に硬くなってしまう現象を「焼き」が入ると言います。
この部分は普通のストーンではなく、ダイヤストーンという物を使用するとキレイに取れます。
|
| ■ ビベリングのやり方が理解出来ない |
エッジを傾けた時に、エッジが効くまでの「遊び」の時間を作る為にビベリングします。これはベースエッジビベリングの役割です。
エッジを効かせた時、より一層バーンに食いつく様にビベリングします。これはサイドエッジビベリングの役割です。
どちらかというと、ベースエッジビベリングの方が重要視されています。
よく分からない場合でも、せめてベースビベリングだけは0.5°〜1°は入れた方がいいと思います。
サイドビベリングはお好みで入れても入れなくともいいんじゃないかと思います。
基本はサイド88°(2°)、ベース1°です。
ビベリングガイドが無い場合には、ファイルの先端にビニールテープを巻きます。
一巻きで約1°のビベリング角が出せます。あくまでも目安です。
ファイルの同じ部分(根本付近)をエッジにあてがい、ビニールテープ部分は滑走面をこすらせる様にしてエッジを削ります。
この時、ビニールテープ部分がエッジからの距離を均等に保つ様にしないと、ビベリング角が変わってしまいます。
ファイルの同じ部分で一様にビベリングして下さい。
|
| ■ エッジをピカピカに仕上げるのはなぜ?
|
エッジの抵抗を無くす為にピカピカにするのが一番の理由です。
ザラザラしたエッジ表面では、滑走性能が落ちてしまいます。
さらにザラザラのままですと、錆びの発生が早くなってしまいます。
良いことは全くないので、ピカピカに仕上げるのがベストだと思われます。
|
| ■ なぜボーダーを削るの? |
サイドビベリングをする際にボーダーを削らないと、肝心のサイドエッジが全然削れなくなってしまいます。
無論、いつまでもファイルを掛ければ削れて行きますが、時間が掛かりすぎてしまい、出来上がり精度もかなり悪くなります。
|
| ■ ボーダーを削る分量が分からない
|
サイドビベリング角によって変わってきますが、一番確実なのは少しずつ削ってビベリングし、エッジが削れなくなったらまたボーダーを削る。
この作業の繰り返しが確実ですね。
初めからいきなりボーダーを削りすぎるとサイドエッジ保護の役目を果たせなくなってしまいますので注意して下さい。
ボーダーカットは必要最小限で。
|
| ■ ビベリングは錆びを落としてからじゃないとやってはイケナイの?
|
そんなことありません。
同時に行ってしまって問題ありません。
|
| ■ ビベリングを行う頻度はどれくらい?
|
一度ビベリングしてしまえば、ストーンでの手入れだけで十分になります。
エッジの損傷が激しくなってきたら随時ビベリングを兼ねた修正を行って下さい。
|
| ■ リムーバーを掛ける時の分量が分からない |
滑走面全体が濡れる程度で十分です。
垂れる寸前くらいがベストでしょう。
リムーバーを使用する際には部屋の換気に注意して下さい。
|
| ■ めんどくさいんでリムーバーを布で拭ってはダメ?
|
別に構わないんでしょうが、一応繊維が残る様な生地はオススメ出来ません。
滑走面に布繊維が入り込み、滑走性能に影響が出てしまいます。
しかしレースなどをやらない限り、影響は体感出来ない程度です。
めんどくさいのでしたらせめてペーパータオルで拭って下さい。
どうしてもというのでしたらリムーバースクレーピングは省略してもいいです。
|
| ■ ペーパー掛けは怖くて出来ない。取り返しが付かなくなりそうで・・・ |
実際作業するとやはり怖い時がありますね。
本文解説でも書いていますが、滑走面全体を同時にサンディングしてしまうのが一番無難かと思われます。
しかしサンディングは1シーズンに1回程度なので、頻度が少ない分それ程気にしなくても良いかと思われます。
ワックスのノリが良ければ無理にサンディングしなくともOKです。
|
| ■ なぜ先に生塗りするの? |
滑走面の熱害保護の為です。
さらに全体に確実にワックスをなじませるのに有効だという一面もあります。
|
| ■ ペーパーを使用する際にワックスを滑走面に直に垂らしてはイケナイ?
|
全然OKです。ペーパー越しよりも作業は早く進みます。
が、最低必要分量をかなりオーバーしてしまう事になります。
無駄なワックスが多いという事になりますね。
自分に許された気力と時間に合わせて、それぞれのTPOに合わせて作業して下さい。
|
| ■ 疲れるんであまりゴシゴシとスクレーピングしたくない
|
もしあなたが女性でしたら、色気を最大限に発揮し、純粋な男性をたらしこめるのが一番良いかと思われます。
しかし現実にはあまりあり得ないと思いますので一般論を。
裏技として、スクレーピングする前に「真鍮ブラシ」(ワイヤーブラシでは無い)で軽くゴシゴシやってみて下さい。
硬いワックスでしたら有効な手段です。
真鍮ブラシである程度ワックスを落としたらスクレーピングします。
ただしこの方法ですとケバ立ちが残る可能性があります。
滑りに行く前、最後のホットワクシングの時は必ずスクレーパーでのスクレーピングをして下さい。
|
| ■ なぜ適当にブラッシングしてはダメなの? |
滑走面にはストラクチャーと呼ばれる「排水溝」が掘られています。
この排水溝があるからこそ滑走性能が高く、滑走方向が決まるのです。
ブラッシングをこのストラクチャーの向きに逆らった方向へ行うと、ストラクチャーを壊す可能性があります。
素直に滑走方向へのブラッシングをお願いします。
|
| ■ 生塗りが重要!? どうして? |
今回紹介しているワクシングでは、必要最小限量のワックスを使用する事にこだわっています。
生塗りした分量が必要最小限量になるようにするため、生塗りを重要視しています。
同時に滑走面への熱害防止にもなりますので、生塗りは丁寧に行って下さい。
|
| ■ ワックスを途中補充しないで大丈夫?足り無くない? |
実際ゲレンデで使用していますが、このやり方で全然問題ありません。
逆に以前よりも板が走る様になりました。
実は必要ワックス量はそんなに多く無いんです。
ワクシングがより日常化するのが一番のメリットですね。
マメにワクシングするのが一番です。
|
| ■ kazuさん素敵ですね。 着ているトレーナーは何ですか? |
Four Square のトレーナーです。
ちなみにここ数年「素敵」と言われた事はありません。
|
| ■ うわ!さっきよりワックスが硬くてスクレーピングしにくいよ・・・
|
同様の内容を「疲れるんであまりゴシゴシとスクレーピングしたくない」の項目で解説しています。
しかし出来れば頑張ってスクレーピングして下さい。
|
| ■ kazuさん何処を見ているんですか? 横顔に惚れました。
|
上野の方向を見ています。
忠犬ハチ公と同じです。
|
| ■ 硬ってぇ〜ワックス!! 歯が立たないよ・・・ |
これも同様に「疲れるんであまりゴシゴシとスクレーピングしたくない」の項目で解説しています。
しかし出来れば頑張ってスクレーピングして下さい。
|
| ■ エッジに付いたワックスは必ず落とさないとイケナイの?
|
落としておいた方がスマートですね。
実際はリフト1本滑ればエッジから剥がれてしまうのですが。
|
| ■ ワックスの温度帯を調整するには? |
最後に掛けるワックスを、任意のワックスに合わせればOKです。
ハイシーズン中はほとんどブルー(ガリウムの場合)でOKですし、シーズン初めと終わりはパープル(ガリウムの場合)でOKです。
ザラメ雪やシャーベット雪の時はピンク(ガリウムの場合)が有効です。
本来ですとトップワックスで温度帯を合わせるのですが、当サイトではトップワックスの解説は先送りにしています。
|
| ■ やってはイケナイワクシングとは?(エッジ編) |
正確にはやってはイケナイメンテナンスですね。
そんなに制約があるワケではないのですが、唯一やってはイケナイ事があります。
エッジの角に直接ファイルやストーンを当てない様にするという事です。
エッジの角が落ちてしまうと、リカバリーするのに手間が掛かってしまいます。
ジブ用の板にする目的以外には、絶対エッジ角に直接用品を使用しない様にして下さい。
|
| ■ やってはイケナイワクシングとは?(滑走面編) |
滑走面に関しては、リムーバーの多用、アイロンの過剰な加熱が問題になります。
リムーバーとは第四石油類です。樹脂製の滑走面を間違いなく痛める事になります。
使用量は出来るだけ必要最小限にとどめましょう。
そしてアイロンの熱害ですが、熱が加わると言うことは、滑走面樹脂の酸化を促進させる事になります。
酸化した滑走面にはワックスが乗りにくくなります。
ワクシングの際には、アイロン温度に注意して作業して下さい。
家庭用のアイロンでしたら、1〜4のダイヤルの「2」、もしくは「木綿よりも低い温度」に合わせるといいみたいです。
|
| ■ やってはイケナイワクシングとは?(ワックス編) |
ワックスに関しては、ベースワックスを使用せずにトップワックスを使用してはイケナイという事が上げられます。
滑走面の樹脂にフッ素は定着しません。
スクレーピング時、もしくは滑走時に簡単に剥がれてしまう事になります。
必ずベースワックスを定着させてからトップワックスを使用して下さい。
また、スクレーピングせずに次の温度帯ワックスを盛るのは厳禁です。
必ずスクレーピングし、滑走面に余分なワックスを残さない状態にしてから次の温度帯ワックスを掛けて下さい。
論外になりますが、スクレーピングが中途半端な板は、ワクシングしていない板よりも走らなくなります。
板に定着させるワックスは、スクレーピングしてもかすが出ない位で適量です。
キチンとスクレーピングを施して下さい。
硬いワックスをスクレーピングする際、「硬すぎるので少しリムーバーを掛けて柔らかくしてからそぎ落とそう」と考えてはいけません。
全くワクシングの意味が無くなってしまいます。
スプレー式のワクシングをした方が数倍効果的です。
ホットワクシングがイヤな方は、初めからペースト式のワックスか、スプレー式のワックスを掛ける様にして下さい。
ただし効果はリフト数本分しか持ちませんのであしからず。
|
| ■ やってはイケナイワクシングとは?(スクレーピング編) |
スクレーピングの方向も、ノーズからテール、テールからノーズの方向です。
横切る様なスクレーピングはやめましょう。
シャベル部分のスクレーピングが甘くなる傾向が見られますが、この部分はそれ程接雪するワケでは無いので、それ程気にする部分では無いかも知れません。
ただ、やはりすべての滑走面をキレイに仕上げた方が気分的に気持ちいいので、出来るだけ頑張ってスクレーピングする様にしましょう。
|
| ■ 普段のワクシングはどうすればいいの? |
普段滑り終えたら、クリーニングワクシングを兼ねた高温用ワックスを掛けます。
そして次回滑りに行くゲレンデの雪上温度帯に合わせたワックスを滑りに行く前日までに一度掛ければOKです。
この時こだわるのでしたら、 高温→中温→低温 というサイクルを繰り返すのもなお一層GOODです。
ちなみに一度作ったベースは、ゲレンデで10日くらい滑ったら作り直します。
その方が板の走りが良くなります。
10日くらい滑ったら、リムーバーを使用して滑走面のワックスをすべて落とします。
そして 高温→中温→低温 のワクシングサイクルを数回繰り返します。
後は滑りに行くゲレンデの雪上温度帯に合わせたワックスを最後に掛けて終了です。
|
| ■ トップワックスを塗らないと板は全く滑らないの? |
そんな事はありません。
少し前のスノー業界では、パラフィン系のワックスしかありませんでした。
パラフィン系のワックスだけでも十分板は走ります。普段の滑走では十分過ぎるくらいです。
レースの様なコンマ何秒を争う世界では、さらに滑走性能を引き出すワックスを求められます。
そんな時に使用されるのがフッ素です。
極端な話、毎回フッ素入りのトップワックスを掛けたとしても、果たしてフッ素が必要な位のレベルの滑りをするのかと。
大半のスノーボーダーはBXやレース以外の普段に置ける滑走に関しては、パラフィン系だけで十分だと思います。
|
| |