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■ ワンランク上のワクシング

2003/01 掲載

For snowboarders でご紹介したワクシング方法を、さらに日常的に、さらに実践的に、さらに効果的に行う方法を記載しました。
このページでご紹介する方法は、今まで掲載していた「ボードメンテナンス」を基本として行っています。
このページをご覧になる前に「ボードメンテナンス」をご覧頂けると、より一層理解が深まります。

なお、ここで紹介するのはベースワクシングに関する事だけです。
トップワックスに関しては後日改めてまとめて掲載する予定です。

 

 必要WAX量


● ワクシングをする際、使用するワックス分量があります。
今まで当サイトで紹介していた方法ですと、100gの固形ワックスでしたら約4回のメンテナンスで無くなってしまう事になります。
基本のやり方ですので、これはこれで間違いはありません。

ですが、経済的にも厳しいですし、何より毎度毎度のメンテナンスでのスクレーピングに多大な労力を浪費してしまいます。

今回ご紹介する方法でワクシングをした際に消費するワックス分量は、右の写真の通りです。
それぞれ100gですが、これですでに6回ワクシングしています。
ピンクが多く消費しているのは、ワックスクリーニングとして使用していたのがピンクだったからです。

使用ワックスが少ないと言うことは、スクレーピング作業の時間短縮が図れることになります。
より手軽にワクシングが出来、毎度の習慣にする事も容易になることでしょう。

 
     
 使用メンテナンス用品


● 今まで掲載していたメンテナンス用品で十分です。
最低でも右の写真に写っている用品程度は揃えて下さい。
今回新しく揃えた用品は、GALLIUM社の「ワクシングペーパー」 です。
これがあると、アイロンワックスを延ばす際、非常に楽になります。
また、アイロン使用時に滑走面を過剰な熱から守る用品でもあります。

アイロンも専用のアイロンを用意しました。
95℃のサーモスタットが付いており、滑走面への熱害を最小限に抑えられます。
ただし、ワクシングペーパーを介すと少々ワックスの溶けが悪くなってしまいます。

 
     
 エッジメンテナンス

この項目は以前紹介していたやり方と変わりませんが、もうちょっと詳しく紹介していきます。

まずはボードの状態を確認します。
自分でメンテナンスする際に注意すべき所は、エッジ損傷度合いを見極める所です。
果たして自分の手に負えるかどうか判断出来ないと、エッジを整える所か取り返しが付かなくなる場合があります。

 

● これは修復可能な損傷度合いです。
ベースビベリングサイドビベリングで修復出来ます。


● これとなると修復可能かどうか微妙なラインです。
ある程度ビベリングを施してみて、ダメそうでしたら素直に諦めた方が無難です。
エッジ角を指で撫でた場合に引っかかる部分は、涙を飲んで角を落としてしまいましょう。
落とす度合いはダリング程度でOKです。
指をなぞらせて滑らかになればそれでOKです。


● これはもうお手上げ状態です。
おそらくレールでへこませた部分でしょう。
無理にビベリングで何とかしようとすると、エッジ自体が異常に小さくなり、役割を十分に果たせなくなるおそれがあります。
この場合は指通りが良くなる様に、引っかかりをストーンなどで落としてしまいましょう。

FAQ:
ストーンの掛け方のコツは?


● エッジ損傷の見極めを付けたら、ベースビベリングを付けてみましょう。
ベースビベリングを付けると、ターン時のエッジコンタクトタイミングを調整する事が出来ます。
ベースビベリング角が0°の場合、ターンする為に板を傾けた際のフィーリングが非常にナーバスになってしまいます。
コントロール性を確保するために、是非ベースビベリングを入れて下さい。
推奨角度は万人向けの1°です。

写真では1°にビベリング出来るビベリングガイドを使用しております。


● 手前に引くような感じでファイルを扱います。
数回削ったら、ワイヤーブラシ等でファイル目を掃除して下さい。

ファイルを動かすストロークは、あまり多く取らずに10cmずつ削ると成功しやすいです。
少しずつファイリングして行きましょう。

動画(239kb)

FAQ:
ビベリングのやり方が理解出来ない


● ベースビベリングを終えたら、ファイルを掛けた後を整えます。
水に漬けたストーンを使用して荒い仕上がりのベースエッジ面をピカピカにします。

動画(357kb)

FAQ:
エッジをピカピカに仕上げるのはなぜ?



● 今度はサイドエッジビベリングをするための準備をします。
板の横のボーダーという部分を少し削り、サイドエッジ部を必要なだけ露出させます。
(写真で指を差している白い部分がボーダー

FAQ:
なぜボーダーを削るの?


● ボーダーカッターと言う専門の用具もあるのですが、あまりにも高価な為、ここではファイルの角を利用してボーダーをカットします。

ファイルをしっかり手で押さえ、手前に引きます。
ビベリングする分だけ削ればOKです。
ちょっとくらい削りすぎてもそれ程滑走に影響は出ないので安心して作業して下さい。
逆に削りが足りない場合、サイドビベリングを付ける際に少々時間が掛かるだけです。

動画(489kb)

FAQ:
ボーダーを削る分量が分からない




● ボーダーをカットしたら、エッジシャープナーを使用してサイドエッジビベリングします。
この際注意するのは、シャープナーは滑走面から当てるという事です。
サイドビベリングを付ける事により得られる効果は、エッジのズレを無くす効果です。
これは90°でも良いのですが、シャープなエッジングを求めたい方は88°にするといいでしょう。
ビベリングが終わったら、ストーンエッジをピカピカに仕上げましょう。

動画(239kb)

FAQ:
ビベリングは錆びを落としてからじゃないとやってはイケナイの?
ビベリングを行う頻度はどれくらい?

     
 滑走面の初期化

● エッジの手入れが終了したら、今度は滑走面に取りかかりましょう。
まずエッジ同様、滑走面の状態を見極めます。
今回メンテナンスする板は、かなり滑走面が痛んでいます。
こんな場合は思い切って滑走面を一皮剥いてしまいましょう。
それ程板が痛んでいない場合には、途中までの作業でOKです。


● 滑走面に残っている古いワックスを落とします。
リムーバーを掛け、ワックス分を浮かします。

動画(658kb)

FAQ:
リムーバーを掛ける時の分量が分からない

 


● ワックス分と汚れが浮いてきたら、プレキシスクレッパーでそぎ落とします。
付着したリムーバーがすべて落ちる位そぎ落として下さい。
この時にメタルスクレッパーは使用しないで下さい。

動画(135kb)

FAQ:
めんどくさいんでリムーバーを布で拭ってはダメ?

 


● そぎ落とした汚れです。
ペーパータオル等で拭いて下さい。

滑走面が痛んでいない場合には、「ワクシング」の項目に進んで下さい。

▽ ワクシングの項目


● 滑走面を一皮剥きます。
#320のペーパーを当て材に巻き、ノーズからテールテールからノーズ方向にこすります。
ストラクチャーが消えてしまうおそれがありますが、この際あまり気にしないで下さい。


● 一部分に偏らない様にまんべんなくごしごしこすって下さい。
ワックスの乗りが悪い古い滑走面が落ち、新しい滑走面が出てきます。
毛羽立ち等はそのままにしておきます。

厳密に言えば滑走面のフラット出しを行わなければイケナイのですが、多少の経験を要する作業になります。
フラット出しが絡んでくると、この作業はあまり感心しない作業になりますが、解説するとキリがなくなりますので、あえて簡易的な解説にとどめておきます。
サンディングが一部分に偏らない限り、それ程大きな問題にはなりませんのでご安心下さい。

どうしても気になる方は、動画で行っている様な小さなコルク当て材ではなく、滑走面の幅すべてを被う大きめのプレキシスクレーパー等にペーパー(#150〜#400)を巻いてサンディングして下さい。

動画(450kb)

FAQ:
ペーパー掛けは怖くて出来ない。取り返しが付かなくなりそうで・・・

     
 ワクシング

● 今回のワクシングでは、ベース作りという事から始めます。
ベース作りとは、滑走面の細かい繊維の隙間をワックスで埋める作業です。
GALLIUMのサイトで紹介されている理論が一般的で、一番理解しやすいと思います。
(参照:GALLIUMサイト内メンテナンスページ

ですが、あえてこのサイトでは違った側面からの解説をしてみようと思います。

 

ワックスは雪上温度帯(雪の表面での温度)によっていくつか分かれています。
これは、雪中の水分に対する抵抗力の強さで分かれています。
温度が高いと雪面が溶けて行き、雪が湿っぽくなる事はもちろんお分かりかと思います。
高温用ワックス(+10 〜 -1℃)が水分に対して一番滑りやすく、低温に近づくにつれて徐々に水分抵抗力が落ちていきます。
一般生活の感覚では、10℃から-1℃なんぞ低温ではないかと感じてしまいますが、スノーボードの世界では高温の部類に入ります。
色んな温度帯が存在するゲレンデでは、一つの種類のワックスですべてのバーンを快適に滑走させると言うのはちょっと難しい事になります。
(例外のワックスも存在します)

いきなり極端な話、バーンが変わる毎に温度帯に合わせたワクシングをしないと快適に滑走出来ないとも言えます。
これはどんな人でも不可能な事だと思います。

そこで、色んな温度帯用のワックスを初めから掛けてしまうのです。
ワックスの温度帯による収縮を利用し、滑走雪面温度に合ったワックスを滑走面表面に浮かせます。
温度に合わせたワックスを自動的に染み出させる事により、ゲレンデのバーン温度に最適な滑走面を保つ様にするのです。

● 右図はGALLIUMのサイトでも掲載していた、平常温度での滑走面断面図です。
画像上部が滑走面表面になります。
常温では、右図の様に混合されたワックスの分子が不規則に重なり合っています。
● 高温時(+10℃ 〜 -1℃)では、低温中温ワックスに押し出される形で、高温用ワックス分子が滑走面表面に出てきます。
ピンク色の大きな球が高温ワックス分子です。
表面に集まってきている様子を表現しています。
● 中温時(+5℃ 〜 -6℃)になると、高温用ワックス分子の上に中温用ワックス分子が染み出して来ます。
紫色の球が中温ワックス分子です。
● さらに低温(-4℃以下)になると、今度は低温用ワックス分子が表面に出てきます。
青色の球が低温ワックス分子です。

この解説はどちらかというとトップワックスの性質の解説に近いです。
ですが、ベースワックスに関しても同様の事が言えます。
実際の分子の動きとは違う解説かもしれませんが、この様な考え方も昔から言われている事実があります。
GALLIUMのサイトで解説している方が理解しやすい方は、そちらの解説で納得して頂いて全然問題ありません。
当サイトでは、ワックス分子の水はじきに着目し、分子収縮の性質を元に解説しています。

では、ベース作りの行程を解説します。
ワクサーと呼ばれている、アイロンワックスチップを任意の比率で混ぜ合わせる事ができる用具があれば言うこと無しなのですが、一般にはそんな便利なモノを持っている人は居ないと思われます。
ワクサーが無い一般の方は、数種類のベースワックスを重ね掛けしてベースを作ります。

ベース作りにはベースワックスパラフィン系)を使用します。
この時にフッ素含有のワックスは使用しません
滑走面に定着するのはパラフィン系のベースワックスのみです。
フッ素含有のトップワックスは、ベースワックスを掛けてから使用します。
ベースワックスとしても使用出来ると表記されているフッ素含有トップワックスも、出来れば避けた方が無難だと思っています。

● まずはクリーニングを兼ねたワクシングを施します。
ここで使用するのは高温用の柔らかいワックスです。
毛羽立ちを落とす為には硬い低温用ワックスを使用すると良いのですが、汚れが一番滑走性能に影響を及ぼす為、当サイトでは先に汚れを落とす為に高温用ワックスを使用する事をオススメします。

ホットワクシングの下準備として、使用するワックスを滑走面表面に生塗りします。

動画(273kb)

FAQ:
なぜ先に生塗りするの?


● 生塗りを終えたら、ワクシングペーパーを滑走面に置きます。
置く場所は好きな場所で構いません。

生塗りしたワックスアイロンで溶かし、ワクシングペーパー上に垂らします。
右の画像くらいの量で板の1/3程度をカバーします。
クリーニングが目的ですので、多少多めにワックスを垂らして下さい。

動画(456kb)

FAQ:
ペーパーを使用する際にワックスを滑走面に直に垂らしてはイケナイ?


● 垂らしたワックスアイロンで溶かし込み、ペーパーを引くようにして板にワックスをなじませて行きます。
動かすスピードは、一秒間に2cm位が一番良いかと思います。
動画を見て頂くと分かりやすいと思います。
この時、アイロンを強く押しつけないのがポイントです。
今回使用しているアイロンは自重が軽いので、添える程度の押しつけ圧が必要ですが、家庭用のアイロンでしたら押しつける必要はありません。
板の端まで到達したら、そのままワックスを補充せずに一度なじませた部分を一往復させて下さい。
一往復させたらまたワックスを補充して残りの2/3部分の内の1/2(初めに3分割した残りの一つ)をワクシングします。
そして一往復させ、またワックスを補充し、残った部分をワクシングします。
計3往復させる事になります。
往復回数にこだわらず、場合によっては4、5往復させて下さい。
まんべんなくワクシングさせるのが目的です。

動画(866kb)




● 室温程度にワックスが冷えたら、プレキシスクレーパーワックスを剥がして下さい。
プレキシスクレーパーを使用する限り、滑走面からワックスが無くなる事はありませんので、ガンガン削って下さい。
削り具合が悪くなったら、ファイルなどでスクレーパーの角を立てると削り具合が復活します。

削りカスが出なくなるまでスクレーピングして下さい。

動画(397kb)

FAQ:
疲れるんであまりゴシゴシとスクレーピングしたくない


● スクレーピング時のスクレーパーの立て方ですが、別にどのように立ててもOKです。
削り取りやすい持ち方で構いません。
右の画像と動画では、違う持ち方でスクレーピングしている様子です。

動画(130kb)


● スクレーピングが終わったら、滑走面表面のカスを取り除きます。
ファイバーテックス(中目)を使用して表面をならします。

● そしてナイロンブラシでブラッシングします。
スクレーピングと同様に重視される作業工程です。
汗が出る位一生懸命ブラッシングして下さい。
この時にブラシの毛がたわむ位の力を込めるのがポイントです。
ブラッシング方向は、ノーズからテールテールからノーズの方向、つまり滑走する向きにブラッシングするのが鉄則です。

動画(369kb)

FAQ:
なぜ適当にブラッシングしてはダメなの?


● ナイロンブラシでのブラッシングが終わったら、今度は馬毛ブラシでブラッシングします。
ナイロンブラシで取りきれなかったワックスを掻き出すのと、滑走面の静電気除去が目的です。

● ナイロンブラシの時と同様、力を込めてブラッシングします。
ブラッシング方向は滑走する向きにして下さい。

動画(329kb)


● ブラッシングを終えたら、今度は違う温度帯ワックスを掛けます。
右の画像のワックスは、GALLIUMの+5℃〜-6℃用ベースワックスです。

● 先ほどのピンク色のワックスと同様に滑走面に生塗りします。
この時の生塗りはしっかりとまんべんなく行って下さい。
クリーニングとは違い、今度は生塗り具合が重要になります。

FAQ:
生塗りが重要!? どうして?


● 今回塗る紫色のワックスは、先ほどのとは違い多少硬いワックスになっています。
そのため、生塗りがしにくくなっているかと思われます。
生塗りが大変な場合には、アイロンで軽く溶かして柔らかくしてから生塗りすると効率が上がります。

動画(591kb)


● 生塗りを終えたら、先ほど同様にワクシングペーパーを用意します。
未使用部分のペーパーを使います。
新しいペーパーでも良いのですが、出来れば先ほど使用したペーパーの片面を使用して下さい。
資源を節約出来ます。

注意する事は、先ほどとは違い、垂らすワックス量を控える事です。
先ほど位の垂らし量でも問題は無いのですが、「ワンランク上のワクシング」では、必要最小限のワックス量を使用する事にこだわりたいと思います。
結果、その後の作業時間の短縮(ロスを無くす)を計れます。

ワックスを垂らす量は、アイロンに付着した程度の量を数回ペーパーになじませる程度でOKです。
実は生塗りの時点で必要ワックス量はクリアしているのです。
ある程度ペーパーになじませるのは、生塗りしたワックスが余計に吸い上げられない様にするためなのです。

なじませたら、先ほどと同様にペーパーを引く様にしてワクシングします。
今度はワックスを途中補充せずにこのまま数回往復させます。
動画ではアイロンの自重が足りないためにアイロン自体に手を添えていますが、基本的に力は加えないで行います。

動画(1590kb)

FAQ:
ワックスを途中補充しないで大丈夫?足り無くない?


● 先ほど同様、数往復させたらワックスを冷やします。
今度は室温程度まで冷やしますので一時間程度は放置しておいて下さい。

疲れたでしょうから一服でもして待ちましょう。

時間に余裕がある場合には、ここで一晩置いて下さい。
より一層ワックスがなじむ事になります。

FAQ:
kazuさん素敵ですね。 着ているトレーナーは何ですか?


● ワックスが冷えたら、ボード進行方向に向かってスクレーピングします。
先ほどとは違って削りカスが少ない事がお分かりかと思われます。
スクレーピング行程に掛かる時間を大幅に短縮する事ができます。
生塗りをしっかりしていれば、これでもしっかりとワックスは掛かっている事になります。

FAQ:
うわ!さっきよりワックスが硬くてスクレーピングしにくいよ・・・


● スクレーピングが終わったら、ナイロンブラシでブラッシングします。
一生懸命ブラッシングして下さい。
ブラッシング向きは板の進行方向です。

● そして馬毛ブラシを掛けます。
一生懸命ブラッs(以下省略)

● さて今度は低温用のワックスを掛けて行きます。
GALLIUMのブルー(-4℃〜-10℃)を使用しています。
まんべんなく生塗りして下さい。

北海道などの極寒冷地ゲレンデ以外では、ここまでのワックスでOKだと思います。
ヤバイくらいに寒いゲレンデで滑る場合には、もう一つ上のグリーン(-10℃〜-20℃)のワックスを使用して下さい。

● 塗りにくい場合には、先ほど同様にアイロンで少し柔らかくして生塗りすると効率が上がります。

● 生塗りを終えたら、ペーパーワックスをなじませます。
なじませる分量は先ほどのパープルの場合と同量です。
アイロンワックスを軽くあてがい、付着したワックスペーパーに乗せて行きます。

● ペーパーを引く様にして、ワクシングして行きます。
例によって数回往復させて下さい。
今回もワックスの途中補充はしません。

● まんべんなくワクシングしたら、また室温程度になるまで冷やします。
コーヒーでも飲んで待ちましょう。

この場合も時間があれば一晩置いておきましょう。

FAQ:
kazuさん何処を見ているんですか? 横顔に惚れました。


● ワックスが冷えたらスクレーピングします。
削りかすが出なくなるまでしっかりとスクレーピングします。

FAQ:
硬ってぇ〜ワックス!! 歯が立たないよ・・・


● 余談なのですが、スクレーパーに付着したワックスは、ワックスの種類が替わる度に除去した方が無難です。
除去するにはリムーバーを使用し、ウェス(ボロ布)等でぬぐい取ります。

● キレイになったスクレーパーです。
光の当たり具合が悪かったかな・・・^^;


以上のワクシング行程を数サイクル繰り返して、しっかりとしたベースを作って行きます。
誤解しないで頂きたいのは、初めにキチンとクリーニングするためにワックスを多めに使用した時に限り、今回の生塗り方法が有効であると言うことです。
リムーバーワックスを落としてしまった直後に生塗りホットワクシングをするのはオススメ出来ません。

ベース作りの行程は、
クリーニング → 中温 → 低温 → 中温 → 低温 ・・・・・
と、クリーニングは初めだけで後は中低温ワクシングを交互に行うのが良いと思います。

滑走後、板が汚れた場合には、リムーバーを使用せずに高温用のクリーニングワックスを掛けて、滑走面の汚れを落とし、さらに中低温のワックスを掛けるとベースが持続していきます。
10回程度滑走した場合は、一度ベースを初期化するためにリムーバーを使用し、ワックスをすべて落とした方がいいでしょう。
その方が滑走性能が良くなる事が多いです。
どうしても汚れは残ってしまいますからね。それが積もり積もると板が走らなくなってしまうんです。
 
当サイトでは種類が違うワックスを交互に使用しましたが、同種類のワックスを数回掛け、次に違う種類のワックスを掛けていく方法もあります。
お好きな方でベース作りをして下さい。

なお、滑走面の熱害を最小限にするため、一つの板に関して一日に行うホットワクシングの回数は「2〜3回」にとどめて下さい。
最高で3回が限界だろうかと思われます。

FAQ:
普段のワクシングはどうすればいいの?


● 実際滑りに行く時は、エッジに付着したワックスを落として下さい。
スクレーパーの角の掛けている部分を使用して落としていきます。

動画(163kb)

FAQ:
エッジに付いたワックスは必ず落とさないとイケナイの?


● 滑りに行く時にはデッキのワックスかすも除去しましょう。
リムーバーを掛け、ウェス(ボロ布)等で拭き取ります。

動画(833kb)

 

以上でワクシングを終えます。
今までよりも手間が掛からない分、マメにワクシング出来るかと思われます。

是非試してみて下さい。