| エッジメンテナンス |
| |
ボード購入直後のメンテナンスで使った道具は基本の道具なので、最低限これだけ用意して下さい。
ビベリングガイドは省略しても構いません。 |
 |
まず、エッジの状態を整えましょう。
滑り終えて一日が過ぎると、必ずと言ってイイほどエッジにサビが出てきています。
このサビをアブレーシブガム、又はアブレーシブストーン、アブレーシブペーパーを当て材に巻いた物で落とします。
根気の要る作業ですが、くじけずに頑張りましょう。
アブレーシブガムの当て方ですが、尖らせる部分のエッジに当たらない様にする事が大事です。
ガムの角がボロボロしてきたら、かまぼこを切る様にガムを切って使いましょう。 |
 |
こちらはアブレーシブストーンを使ってサビ落としをしている写真です。
水に浸したアブレーシブストーンを使います。
作業中にサビが浮いてくる可能性がありますが、手早く作業し、なるべく早く水っ気を取り除けば大丈夫みたいです。
頑固なサビの時は、水も付けないで作業する場合もありますね。 |
 |
|
ベースエッジのサビを落としたら、今度はサイドエッジのサビ落としに掛かりましょう。
写真の黄色い道具は「サイドエッジシャープナー」と言う便利な道具です。
サイドエッジのビベリング角をきっちり88度か90度に合わせる事が出来ます。
私はこの作業工程で、一度にサビ落としとサイドビベリングを済ませています。
ビベリングの必要が無ければ、ファイルやアブレーシブストーンなどを使ってサビ落としをしてしまってオッケーです。
|
 |
エッジにファイル部分が垂直に当たるために、シャープナーがソール面に当たる基準面を確実にソールにあてがいます。
そのままシャープナーがずれない様にして、一気に手前に引きます。
なめらかに、素早く動かすと、仕上がりがキレイで正確なビベリングが可能となります。
ファイル面のエッジ研磨カスは、こまめに掃除して下さい。
ソール面に巻き上げた研磨カスも、ソール面にキズが付くのを防ぐために、一回ごとに取り除いて下さい。 |
 |
ソールのビベリングをしている写真です。
ビベリングガイドにファイルをあてがい、ベースエッジに角度を付けています。
もしビベリングガイドが無い場合には、ファイルの先端にビニールテープを巻いて、ガイド代わりにして下さい。
二巻き半で、約1度のビベリング角が付きます。あくまでも目安なので、あまり過信しないで下さい。
作業の仕方次第では、不均一なビベリングになるかもしれないからです。
確実にビベリングをしたいならば、ガイドを用意して下さい。 |
 |
| |
| 最後にアブレーシブガムでエッジに出来たバリを取って終了となります。 |
| |
| ワックス掛け |
| |
ソール面に付着している古いワックスと汚れを、ワックスリムーバーで浮き上がらせます。
全体にまんべんなく吹き付けて下さい。
吹き付けたら、10〜20分くらい放置して下さい。
経験上、室温程度の温度で放置するといい感じで浮き上がって来るみたいです。 |
 |
汚れが浮き上がってきたら、プレキシスクレッパーを使って、ソール面の液体を掻き出します。
やりきり掻き出して構いません。
ただし、ノーズからテール方向、またはテールからノーズ方向に向かって掻き出します。 |
 |
指で差しているのが掻き出せた汚れです。
ペーパータオルでふき取りましょう。
この時、布地のウェス等でふき取らない方がいいと教えられました。
なにやら、布の繊維がソール面に浸透するらしいのです。
私は処理がラクなのでペーパータオルを使用しています。 |
 |
| 次に、当て材に巻いたファイバーテックスで、ストラクチャーに詰まった汚れを徹底的に掻き出します。
|
 |
これも、ノーズからテール、又はテールからノーズ方向に掻き出すのは鉄則です。
ストラクチャーを壊さない様にするためです。 |
 |
ナイロンブラシを使い、ノーズからテール方向、またはテールからノーズ方向に向かってブラッシングします。
次にワックスを使い、完璧にクリーニングします。 |
 |
ワックスがよりよく浸透するために、ワザとソール面にキズを付けます。
100番くらいのアブレーシブペーパーを当て材に巻き、ノーズからテール方向、またはテールからノーズ方向に向かって擦ります。
さらっと細かいキズを付ける程度でいいです。
この行程は省略しても構いません。
私のこだわりの行程です。 |
 |
| 手際良く、一気に擦り上げましょう。 |
 |
アイロンの温度に気を付け、ワックスを溶かします。
試しに溶かしてみて、煙が立たないくらいの温度にして下さい。
専用のアイロンもありますが、私の場合は都合良く古いアイロンがあったので、これを使っています。
使用するワックスは、ベースワックスを使うのがベターです。
持ち合わせが無かったので、今回はオールラウンドワックスを使っています。 |
 |
ワックスをボードの上でアイロンに当て、溶けたワックスをソール面に垂らして行きます。
この行程では景気良く溶かさなくてもいいです。
全体にのばせる量で十分です。
*注意: アイロン使用時には、バインディングのネジをゆるめるか、バインディング自体を取り外して下さい。
熱変形の恐れがあります。 |
 |
垂らしたワックスを、アイロンでのばして行きます。
アイロン自体の重みを利用し、力を加えすぎない様にのばして行きます。
垂らしたワックスの量が少なすぎるとソール面をダメにしてしまうので、適量を溶かして下さい。
大体10cm四方の面積に5滴くらいでいいと思います。
のばす際、アイロンを一カ所に止める事だけはしないで下さい。 |
 |
|
のばし終えたら、冷めない内にプレキシスクレッパーでワックスを削ります。
ノーズからテール方向、またはテールからノーズ方向に向かって削ります。
この行程は素早く行って下さい。
結構冷めにくいのですが、冷めるとワックスが堅くなり、削りにくくなるからです。
滑走するためのワックスではなく、汚れをワックスクリーニングするための行程ですから、暖かい内に削ると言う訳です。
|
 |
写真の茶色く変色したワックスかすを見て下さい。
これだけの汚れが残っているんです。
すべて削り落として下さい。 |
 |
そして下地処理の最終工程、ブラッシングです。
ナイロンブラシでノーズからテール方向、またはテールからノーズ方向に向かってブラッシングします。
この時、ブラシの毛がたわむくらいの力を込めて下さい。 |
 |
今度は滑走するためのワックスを掛けます。
先ほど行った様に、アイロンでワックスを溶かしてソール面に垂らします。
ワックスクリーニング時より少しだけ景気良く垂らして下さい。
10cm四方に6〜7滴くらいが目安でしょう。 |
 |
アイロンで垂らしたワックスをのばして行きます。
ムラ無くのばして下さい。
一カ所にアイロンを止めないで、絶えず動かすのがポイントです。
*注意: アイロン使用時には、バインディングのネジをゆるめるか、バインディング自体を取り外して下さい。
熱変形の恐れがあります。 |
 |
溶かし込んだら、そのまま30分〜一晩放置しておきます。
長い時間放置して置いた方が、ソール面に浸透するので、時間があるならここで一晩置いていた方がいいでしょう。 |
 |
ワックスが冷えたら、プレキシスクレッパーを使って、余分なワックスを削り落とします。
この行程が一番疲れると思います。
ソール面からワックスが無くなると言うことは絶対無いので、徹底的に削って下さい。
残っているワックスが少ないほど滑走性能は良くなります。 |
 |
ナイロンブラシでストラクチャーを解放します。
ノーズからテール方向、またはテールからノーズ方向に向かってブラッシングして下さい。
この時も、ブラシの毛がたわむくらい力を加えて下さい。 |
 |
仕上げは馬毛ブラシを使い、ブラッシングします。
ブラシの毛がたわむくらいの力を加えて下さい。 |
 |
次に、細目のファイバーテックスで表面をならします。
当て材に巻き、ノーズからテール方向、またはテールからノーズ方向に向かって擦って下さい。 |
 |
エッジに付いたワックスを、プレキシスクレッパーの角を使って落とします。
スクレッパーの一部分が欠けているので、そこを使って落とします。 |
 |
今度はデッキのメンテナンスです。
表面をワックスリムーバーを使い、クリーニングします。
吹き付けた所をペーパータオルで拭って行きます。 |
 |
デッキ表面にF4ワックスを塗り込みます。
このワックスを塗っておくと、デッキに雪が付着しにくくなります。
スポンジでのばした後、ネル素材の布で磨くとキレイになります。
ソールとは違い、デッキには布ウェスを使います。 |
 |
| |
| 以上で普段のワクシングは終了です。 お疲れさまでした。 |
|
|
|
 |