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■ ロングカービングターン

2004/03 掲載 

一昔前までは、このカービングターンをマスターすれば上級者と呼ばれていた時代もありました。
しかし、現在ではこのカービングターンが出来なければお話にならないと言うような世の中になってしまいました。
ゲレンデではまだまだ「なんちゃってカービング」と言われるカービングもどきが席巻しています。
この機会に正しいカービングの切り方をマスターして下さい。

スライドターンとは何が違うのかを見極めましょう。

 フロントサイド
フロントサイドトラヴァースから、ターンへ移行します。
ここはドリフトターンと相違ありません。
このあたりからターンを始めてみます。
体が伸び上がっているのが分かりますか?
これを「抜重」と言います。
この動作が無いと、エッジの切り返しがスムーズに出来ず、 ターン失敗になる原因になります。
滑り出しでまだスピードが乗っていない時には、この様に伸身抜重をするとスムーズに滑れます。
抜重した瞬間、かかと側のエッジからつま先側のエッジへ切り替えます。
カービングターンは、このエッジtoエッジの感覚が大事になります。
切り替えをシャープにし、板をズラさない様にエッジに乗ります。
エッジの切り替わりが終わったら、抜重を解放し、 ボードの上に沈み込みます。
スピードが乗っている状態の時は、伸身抜重よりも屈伸抜重を多様すると安定します。
沈み込み方は、肩から谷につっこむ様に飛び込む感じです。
エッジをゆるめず、トゥサイドエッジに乗るように斜滑走します。
沈み込みが終了し、安定した体勢に戻りました。
板のしなりがカンタンに見て取れる画像です。
このしなりが描くカーブの通りにエッジで滑走するのがカービングです。

これでフロントサイドターンは終了です。


 バックサイド
今度はバックサイドでカービングターンをしてみましょう。
基本はフロントサイドと同じです。
抜重と同時にエッジを切り替え、板のしなりが描くカーブに乗る感覚です。
重心は軸足固定です。
板のしなりの通りにボードの向きが変わり始めた瞬間です。
ここから体を沈み込ませます。
フロントサイド同様、この時も肩から飛び込む様な感覚で沈み込みます。
抜重も終了し、深く腰を落とします。
板のソールが思いっきり見えてますね。
まさにエッジで滑る状態が理解出来るかと思います。
これでバックサイドターンは終了です。
きっかけさえ掴めれば簡単です。
抜重さえきちんとすれば余裕で出来ます。

 ターンのリンク
あとは、2つのターンをつなげるだけです。
上手く滑れると分かるのですが、板がしなり、反発する力がダイレクトに伝わり、その力に抗わず滑る快感がたまらなく気持ちいいです。
是非マスターしてみて下さい。
カービングターンは、フリーラン以外にも、ハーフパイプなどでも使う事になります。

 

連続ターンのムービーです。

フロントビュー
リヤビュー